電気工事士の資格を活かせる仕事に

なぜこのお仕事を選んだのですか？

学生時代、工業高校で電気工事士の資格を取得していたので、なにか活かせる仕事を探していたところ、同じ高校の先輩が日興システックに勤めていたので企業見学をしてみました。色々と話を聞いてみたら興味が出てきて、もともと上京を考えていたこともあって、入社を決めました。

東北の地元から上京してきたのですが、同郷の同期が何人かいたので、寂しさはそこまで感じなかったですね。長期休みは車で一緒に帰省したりしていたので、学生時代に戻ったようで、楽しかったです。

高所恐怖症だからこそ、常に安全への意識を持ち緊張感を持って取り組んでいます

仕事をする上で大切にしていることは何ですか？

普段の仕事は、携帯電話基地局の施工をしています。
パソコンやスマートフォンなどの通信端末に電波を届けるため、鉄塔にアンテナを設置するのですが、既存の古いアンテナを取り外し、周波数が対応している新しいアンテナに交換する作業です。高いところだと、100mの鉄塔の50〜60m位置に登り、作業することもあります。

実は僕は高所恐怖症で、最初の頃は恐怖で足が震えてしまったこともあるんです。今はもうさすがに慣れましたけどね。
怖いからこそ安全帯をしっかり装着し、安全への意識と緊張感を持ちながら日々作業しています。

現場責任者は大変だけど達成感が大きい。周りの方々のフォローのお陰です。

心に残っているプロジェクトはありますか？

初めて現場責任者を任されたときの仕事は、やはり心に残っています。設計図を見て、必要な材料の手配をしなければいけないのですが、最初は平面図から、立体的にイメージすることが難しかったです。
現地調査の写真を見て「ここはケーブルが通らないな」ということなどを読み取って、必要な材料を手配しないといけないけれど、実際現場に行くと「材料が足りない！」ということがありました。
慌てていると、先輩方がフォローしてくださって、なんとか無事にやり遂げることができました。

現場責任者は、まず設計図を見て工程を決め、各専門の職人さんに指示をして、必要な材料の手配をし、作業員さんの安全面の管理を行う…仕事量も多く大変です。
だからこそ、何もなかったまっさらな状態から基地局が設置されるのを見ると「あぁ、やり遂げた…」と達成感に溢れます！

それぞれの分野の職人さんに色々教えてもらえる機会が多く、勉強になることが多いです

現場はどのような雰囲気ですか？

現場の職人さん達は気さくな方が多いので、休憩時間など「週末何してるの？」と話しかけてくれたり和やかな雰囲気です。でも、やるべきときは真面目に取り組む。当たり前かもしれませんがメリハリのある現場です。

僕は現場責任者という立場なので、協力会社の電気業者の方、鳶職の方、土木工事の方、テレビ業者の方など、色んな分野の職人さん達をまとめないといけないのですが、それぞれの分野のプロフェッショナルの方々なので、全く知らない分野の知識に触れる機会も多くとても勉強になります。

責任者として、厳しいことを言わないといけない場面ではドキドキすることもあるけど、皆さん良い方ばかりなので、困った時には「こうしたほうがいいんじゃない？」と手を貸してくださったり、相談し合いながら行うことができています。

資格取得に協力的な会社なので、計画的に取得していきたい！費用の負担やお祝い金がもらえるのはありがたいです

日興システックの魅力を教えてください！

先輩方は経験豊富な方が多く、優しく指導してくださるので働きやすい環境です。

資格取得にも協力的で、費用を負担してくれたりお祝い金がもらえたりと協力的な会社なので、必要な資格は取得していきたいなと思っています。僕は電気工事士の資格の他に通信系の資格も持っていますが、今はワンランク上の資格を勉強中です。

目標を決めたら計画を立てて、コツコツと実行していくタイプなので、少しずつでも確実にスキルアップしていきたいです。