現場仕事で大変な事もありますが
文系大学出身の私でも
主体的に業務に取り組めています

鈴木 海里
4年制大学卒
2021年入社
ネットワーク建設本部|システム建設部
2021年入社 男性
自分自身の根幹にあるのは、「人の役に立つ仕事がしたい」という思いです

自分自身の根幹にあるのは、「人の役に立つ仕事がしたい」という思いです

なぜ電気通信工事系のお仕事を選んだのですか?

漠然と「人のためになる仕事がしたい」という思いは、高校生の時から持っていましたが、具体的に「何の仕事で」までは決まっていませんでした。そんな時に、就活の一環で参加した企業の合同説明会に、日興システックが出展していたことが一番の入社のきっかけです。説明会で話を聞いて、電波やアンテナに関わることで人の役に立てることや、屋外で身体を動かして仕事ができることは、アウトドア派の自分にとって魅力的でした。

そして、CMで見るような大手企業との取引があることや一次下請けであること、50年近く続いている企業だったこと、休日や給与、福利厚生などの条件が良いことなどが入社の決め手になりました。

また、現代社会に必要不可欠なネットワーク・通信インフラ系の仕事ということも、魅力のひとつでした。今後、無くなることはないであろう業界で手に職を付けられるのは、決めるうえで安心材料になりました。説明会の際に「文系の方でも歓迎します」と言ってくれていたのも、入社の後押しになったと思います。

新しいことに触れられるのは、この仕事の楽しさのひとつです

新しいことに触れられるのは、この仕事の楽しさのひとつです

普段はどのようなお仕事をされているのですか?

システム建設部には第1施工チームと第2施工チームの2つがあり、私が所属する第1施工チームは大手通信会社の携帯電話基地局を担当しています。マンションやビルの上に新しい基地局の設置や、元からある基地局の改修工事などが主な業務です。建物のオーナーとの交渉は置局のスタッフが行なうので、私の部署の仕事は現場での作業がメインになります。

最近は取引先の3G回線の電波発信が終わった関係で、機器の撤去作業が多いです。3G回線だと無線機がタンスほどのサイズのものもあって、重さも400kgを超えることもあります。一方で、最新機器だと机に載るようなサイズで重さも30kg程度だったりと、仕事をする中で技術革新を肌で感じることができるのも面白いところです。

また、協力会社の人達と一緒に作業をすることも多いため、工事の工程調整を行なうこともあります。まだまだ分からないことも多いですが、先輩社員に教わりながら日々業務に励んでいます。

高所での作業もあるため、より一層安全に気を遣うようにしています

高所での作業もあるため、より一層安全に気を遣うようにしています

どんなところにやりがいを感じますか?
また、気を付けていることはありますか?

移動が多い部署ということもあり、移動時に過去に工事を行った現場が見えることがあります。実際に自分が設置した機器が稼働している様子を見ると、自分の仕事が人の役に立っていると思うことができ、とてもやりがいを感じます。また、基地局を作ることで街作りの一端を担えるところも大きいです。

所属部署の関係もあって、現場は結構高いところが多いです。私は高所恐怖症ではありませんが、作業前の安全ベルトなどの点検は入念に行っています。そうすることで余計な心配をすることなく作業に集中することができるので、さまざまな側面で安全チェックには気を使っています。

最初の現場が、オリンピックの競技会場に関わることだったのは衝撃的でした

最初の現場が、オリンピックの競技会場に関わることだったのは衝撃的でした

心に残っているプロジェクトはありますか?

新入社員研修を終えてシステム建設部に配属された後、最初の現場が東京オリンピックで使われたホッケーの会場でした。しかし、当時は新型コロナウイルスが大きく問題視されていたため、本当に基地局が必要なのか、現場でも疑問の声があった中での工事でした。アンテナも全て設置し終わり、あとは電波を発射するだけという段階まで工事を行いましたが、最終的に無観客での開催が決まったため実際に使われることはありませんでした。

最初からオリンピック会場での仕事という衝撃と、結局それが使われなかったという衝撃もあり、色んな意味でとても印象に残っています。私が入社した時期がコロナ渦だったということもありますが、ある意味貴重な経験ができたと思っています。

父親の影響で、小さいころから物を作るのが好きでした

父親の影響で、小さいころから物を作るのが好きでした

学生時代にやっていたことで、入社してから役に立ったことはありますか?

大学は文学部社会学科卒業なので、今の業務に関連したことは特に学んでいませんでした。ただ、父親の仕事の関係で、小さいころから家にあるさまざまな工具に触れてきました。あまり一般家庭で見ないようなハンマードリルや丸鋸、チップソーなどもありました。そんな環境だったため、工具の使い方や名称に予備知識があったことは今の仕事に活きています。

父親はDIYも好きで、よく家具を作ったり、自転車を組んだりしていました。その姿をよく見ていたので物を作るのは自然と好きになって、小学校の図工の授業も楽しみにしていました。改めて考えてみると、育った環境に今の仕事を選んだルーツがあるのかもしれません。

今後のことを考えて、これからは資格取得にも挑戦していきたいです

今後のことを考えて、これからは資格取得にも挑戦していきたいです

これからどのような仕事をやりたいですか?

まずは現場での仕事を通して、自分に合う仕事、やりたいこと、挑戦したいことを見つけていきたいと思っています。今後もたくさんの現場に出て、ひとつずつ経験や知識を積んでいきたいです。

また、電気工事士の資格も取得したいと考えています。会社の福利厚生の中には資格取得支援制度があって、資格取得にかかる費用を会社が負担してくれます。有資格者に対する資格手当などもあるので、どんどん活用してスキルアップしていきたいです。仕事の幅が広がるのはもちろん、知識をつけることで仕事内容をより深く理解できるのではないかと考えています。

CAREER PASS

STEP.01
2021/4~2022/3

研修を経てシステム建設部に配属される。新設工事から撤去工事等を先輩達と行い現場のいろはを学ぶ。

STEP.02
2022/4~2023/3

一年を通じ図面を読み取り、積極的に自ら工事に参加できるように日々研鑽を積む。

STEP.03
2023/4~

後輩を連れて現場に出るようになり手本となるような作業を行う。今後は作業に必要な資格等を取得していく。

1日の仕事の流れ
8:00
出社、現場準備・出発
8:30
現場到着
9:00
作業前準備
9:15
作業(新設、撤去、点検etc.)
12:00
昼食
13:00
作業再開
16:00
作業終了
17:00
会社到着、事務作業
18:30
退社
オフの日の過ごし方

自転車や登山などが趣味なので、基本的には外出しています。友達と自転車のレースやイベント運営の手伝いなどもしています。最初は自分もレースに参加していましたが、怪我のリスクがあったりと大変なので運営に関わるようになりました。場所の使用許可をもらいにいったりと、休みなのに仕事みたいなこともしていますね。

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若い人を大切に育てよう
という意識が強くて、
自然とやる気が高まる環境です

工業高校卒|2017年入社